2024年3月1日
IgEとIgGの違い: IgE反応→原因食物を摂取後数分-数時間以内に発症する即発性超過敏反応(一般的な病院でやっている検査)。 IgG反応→原因となる食物を摂取してから数時間-数日をかけて反応する。その食物を絶って以降 […]
2024年3月1日
食物過敏症で出現する症状:関節炎、寝汗、膀胱炎、気管支炎、口内炎、セリアック病、慢性の背部痛、うつ、浮腫、湿疹、倦怠感、腹部膨満、頭痛、蕁麻疹、多動症、低血糖、過敏性腸炎、痒み、学習障害、 吸収不良症、人格変化、たん白尿 […]
2024年3月1日
食物アレルギーIgG検査: 体に入ってきている異物の量と種類を見れば、どの位腸のバリアが壊れているかがわかる。食物を制限することで、異物によるアレルギー反応を抑え、免疫低下を抑えることができる。
2024年3月1日
pHは7前後が理想的。低い場合、タンパク質、食物繊維の摂取不足、胃酸分泌過多、胆汁・膵液分泌減少を考える。
2024年3月1日
短鎖脂肪酸は、食物繊維が腸内良性細菌に修飾されてできる。微生物の生理学的性質の多くは、発酵および短鎖脂肪酸(SCFAs)、特に酢酸塩、プロピオン酸塩および酪酸塩の生成に起因する可能性があり、これは炭水化物摂取や大腸通過時 […]
2024年3月1日
IgA高値の場合:免疫反応の亢進 IgA低値の場合:免疫状態の疲弊 どちらにしても、原因となる食物制限に加え、ビタミンA、グルタミンの補充を行う。
2024年3月1日
ラクトフェリン: ・数値が動いていればIBD(炎症性腸疾患)などかなりの炎症が予測される。 ・IBD(クローン病、潰瘍性大腸炎)に準ずる炎症で↑。ラクトフェリンサプリメント で↑(疑陽性)。ラクトフェリンまで上昇している […]
2024年3月1日
ライソザイム: ・高感度の炎症マーカー ・IBS(過敏性腸炎)など様々な炎症で↑ ・炎症があっても、免疫機能が低下していると高値にならないので注意。200-300以上なら炎症あり。
2024年3月1日
胃酸サプリメントの注意: 禁忌→胃潰瘍患者、妊婦、母乳栄養、NSAIDやステロイドの使用時、上部内視鏡で病変を確認していない場合効能→消化、殺菌、pH調整 最適量→食中に1錠ずつから始める。食事中にタンパク質を15-20 […]
2024年3月1日
胃底腺: 胃酸(壁細胞)、ペプシノーゲン(主細胞)、粘液(副細胞)の3者を分泌する複合腺。ペプシノーゲンの低下から、胃底腺の萎縮、胃酸分泌低下を推測。ペプシノーゲンは血中の酵素濃度を測定したものであり、胃酸量を直接見てい […]
2024年3月1日
ペプシノーゲンは胃液中に分泌されるタンパク分解酵素ペプシンの前駆体。簡易に胃酸分泌状態を把握する手段として使用。
2024年3月1日
エラスターゼ(たん白質分解酵素)の理想値は500以上。少ないとタンパク質の消化に問題が生じる。その場合、消化酵素の補給を行う。線維が多く検出されるのであれば、咀嚼指導を行う。
2024年3月1日
自閉症や統合失調症患者の尿検体では、消化管内のクロストリジア菌による異常なフェニルアラニン代謝産物であるHPHPAの分泌増加が見られる。症状によっては除菌を考慮する。バンコマイシン40mg/kg/dayなど。但し、ダイオ […]
2024年3月1日
自閉症と破傷風の共通点: ・クロストリジウム感染 ・極端な感覚鋭敏症状 ・薄暗い部屋への収納 ・大きな騒音を嫌う
2024年3月1日
カンジダ治療は、抗生剤ナイスタチン(利点は非吸収性であり、全身副作用が極めて弱い)と抗菌ハーブのいくつかを組み合わせて、ローテーションで行う。良性細菌の投与も必要。また、腸の炎症を進行させないため、食事制限(砂糖、牛乳、 […]
2024年3月1日
ステロイド剤の過剰使用(長期間)→副腎でのコルチゾール合成力低下(視床下部、下垂体の乱れを含む)→コルチゾールの本来の役割である血糖調整や炎症抑制の作用が効かなくなり、ストレスにも反応できなくなる→低血糖症に陥ったり、高 […]
2024年3月1日
カンジダ感染の検査には、培養検査と顕微鏡検査がある。検出される場合はかなりのカンジダ感染があると考える。 カンジダは腸粘膜に入り込んでいるため、便検査で検出されないこともかなりの確率である。検出されなくとも、カンジダの異 […]
2024年3月1日
HPHPA: 腸内に生息する細菌クロストリジア(真正細菌の一属、クロストリジウム属)の副生成物。自閉症の子供に尿検査を実施した場合、平均よりも非常に高い数値が出る傾向があるジヒドロキシフェニルプロピオン酸の異体性と言われ […]
2024年3月1日
クロストリジウムはカテコラミン代謝異常を引き起こすことが報告されており、その場合フェニルアラニンから異常型のドーパミンであるHPHPAが精製される。統合失調症や自閉症児で高値であることが多い。高値であれば、殆どの場合、何 […]
2024年3月1日
SIBOを疑うような腹部膨満など強い症状を伴う場合は治療を考慮。状況に応じて、感受性のある抗生剤や天然の抗菌剤、ハーブを使用し、抗生剤を使用する場合は、一緒に良性細菌も除菌の影響を受けるため、必ず良性細菌を補充する事が必 […]
2024年3月1日
良性細菌は腸粘膜上皮のバリア機能、腸の蠕動運動などの機能維持に重要。(Lactobacillus sppの低下では頻繁に便秘症状が見られる。) 良性細菌はすべての菌がバランスよく多いのがベスト。特に重要なのは、Bifid […]
2024年3月1日
細菌培養の結果は、良性細菌、境界性細菌、悪性細菌の3叢に分かれる。 腸内細菌の70%は境界性細菌。良性細菌が充分あれば、境界性細菌は良性として働き、良性細菌が不十分だったり、悪性細菌が多ければ、境界性細菌は悪性化する(境 […]
2024年3月1日
包括的便総合検査でわかること: ・腸内細菌バランス(悪性菌が検出された場合、抗生物質の感受性) ・真菌の有無(抗生物質の感受性) ・消化状態 ・免疫状態(IgA) ・炎症の有無 ・短鎖脂肪酸(腸のエネルギー状態) ・腸の […]
2024年3月1日
小腸に生息する乳酸菌の数は100兆個とも1,000兆個とも言われている。
2024年3月1日
IgA(免疫グロブリンA)は免疫複合体を形成し、最前線の防御機能を果たす。 その上に乳酸菌があり、IgAと乳酸菌のダブルの働きにより、異物や毒素などが体内に入り込むのを阻止している。 カンジダや悪玉菌が増殖し、乳酸菌が減 […]
2024年3月1日
腸管の表面は無数の腸管粘膜上皮細胞から構成されている。その細胞と細胞の隙間は物が無差別に入ってこないように、特殊なタンパク質でふさがれている。これをタイト・ジャンクション構造と呼んでいる。occludin claudin […]
2024年3月1日
腸内環境を知る方法: 問診 消化不良症状:胃もたれ、胸焼け、げっぷ、食欲不振 胃腸炎症状:腹痛、胃のむかつき小腸疾患、膵機能低下: 腹部膨満、ガス多量、食事によって体調変化 、便形状不安定、便の臭い、未消化便、下痢気味 […]
2024年3月1日
必要なものを入れるとき、不要なものや害になるものを出すときはどちらも腸を経由する。分子を整合する治療においては、栄養療法(体内に入れる時)、デトックス療法(体外へ出すとき)に先立って腸管の状態を把握し、腸をメンテナンスこ […]
2024年3月1日
青年期から老年期にかけて腸内環境は大きく変化する。 高齢者には腸内環境アプローチが必須。
2024年3月1日
トリプトファン→5HTにはビタミンB3が不可欠だが、活性化される部位は腸管。 腸管ではビタミンBの殆どを作ることができる。しかし、腸内環境が悪化するとビタミンB産生が落ちるばかりか、様々な要因でB消費が亢進する。うつ病の […]