2024年3月1日
根管充損された歯は常に感染状態にある。その残っている菌が、体内の別の場所に移り、多くの慢性疾患を起こしている。手の届かず処置できない象牙細管が歯1本につき約4.8kmもあり、そこから細菌は体内に毒素を遊離拡散させることが […]
2024年3月1日
・骨粗鬆症→デノスマブはRANKL を標的としたヒト型モノクローナル抗体製剤。RANKLとデノスマブが結合することにより、破骨細胞へのシグナル伝達を抑制し、骨溶解を防ぐ。 ・リウマチ→患者の関節病変において多数出現する活 […]
2024年3月1日
Th17:ヘルパーT細胞のサブセットの1つ。滑膜線維芽細胞に作用し RANKLの発現を誘導。それにともない破骨細胞の分化が亢進し、過剰な骨破壊が生じる。RANKLは骨と免疫系とを結ぶサイトカイン。 感染が起こる→免疫異常 […]
2024年3月1日
サイトカイン:細胞同士のコミュニケーションの役割。免疫の調節も行っている。
2024年3月1日
リウマチの根本治療1:異物をできる限り排除する事(感染症の対策、リウマチは感染症である) ウイルス、マイコプラズマ、化学物質、重金属。 リウマチの根本治療2:水銀 水銀への耐性度と抗生剤への耐性度は相関する。アマルガムの […]
2024年3月1日
リウマチの標準治療:DMARDs、非ステロイド系消炎鎮痛剤、ステロイド、抗サイトカイン療法原因そのものをなおす治療法は存在しないとされている。
2024年3月1日
関節リウマチ:自己の免疫が主に手足の関節を侵し、これにより関節痛、関節の変形が生じる代表的な膠原病の一つで、炎症性自己免疫疾患。関節の中でも特に滑膜がおかされ増殖する滑膜炎。リウマチは滑膜の増殖疾患。
2024年3月1日
上咽頭における免疫誘導が、IgAが全身に蔓延する疾患の原因だとすると、その上咽頭の免疫臓器を切除してしまえば、その反応はなくなる。それを応用したのが、扁桃摘出術。
2024年3月1日
免疫亢進の理由: ・アラキドン酸過多→アラキドン酸は炎症起こして PGE2を上昇させ、免疫亢進(Th2上昇)させる。アラキドン酸による炎症の暴走を食い止める一番強い方法はステロイドの使用。自然な形で最善な方法の一つは、拮 […]
2024年3月1日
掌蹠膿疱症の所見: ・血清免疫グロブリン濃度が上昇 ・ヘルパーT 細胞の割合が増加
2024年3月1日
掌蹠膿疱症は、全身のIgA増加に伴う皮膚症状。 掌蹠膿疱症患者では、抗原がマクロファージを刺激し、T細胞がB細胞に指示をする結果多くのIgAが作り出されている。
2024年3月1日
全身系免疫(IgG 抗体):血清、リンパ節、脾臓など 粘膜系免疫(分泌型 IgA):涙・鼻汁・唾液、呼吸器、消化器、生殖器、血管 IgAは皮膚由来の臓器に沈着しやすい。
2024年3月1日
免疫グロブリンA(IgA)は 哺乳類および鳥類に存在する免疫グロブリンの一種。2量体IgA(分泌型 IgA)は粘膜免疫の主役であり、消化管や呼吸器における免疫機構の最前線として機能している。
2024年3月1日
掌蹠膿疱症とは、 手や足底に膿疱ができる疾患。実際には掌蹠膿疱症の膿疱には膿はない。病巣にはばい菌はいなく、そこに見られるのはIgA抗体のみ。 この過剰免疫のために、通常28日周期の皮膚ターンオーバーが7日になっている。 […]
2024年3月1日
ビオチンは脂質、糖質、アミノ酸代謝異常を改善し、過剰免疫を抑制する。但し、ビオチンの効果を高めるためには以下の事が必要。 ・ビオチンは乳酸菌のエサになるのでミヤリ酸で抑える ・効きをよくするためにはビタミンC ・働きを抑 […]
2024年3月1日
掌蹠膿疱症は、掌・足底に無菌性の膿疱が出現する皮膚病。胸骨や鎖骨の骨化を伴う事がある。原因として、扁桃・口腔感染、金属アレルギーなどが考えられており、治療は、一般にステロイドやビタミンAやビオチン、ビタミンD3外用剤が使 […]
2024年3月1日
アトピー推奨サプリメント: まず炎症を抑える、免疫を調整する。悪いものを摂らないことが最優先。 ・ケルセチン ・フラックスシードオイル ・マグネシウム ・プロバイオティックス ・ビタミンB群 ・ビオチン ・ビタミンC ・ […]
2024年3月1日
通常コルチゾールの1日の分泌量は約20mg、大きなストレスがかかると1日200-300mg。大きなストレスがかかることはプレドニンを10錠飲むことに相当する。
2024年3月1日
アトピーの治療は、根本原因を改善して脱ステロイド、脱保湿しやすい体にすること。根本原因とは、脂質代謝異常、炎症、免疫亢進、アレルゲン(IgEよりもIgG)、副腎機能低下。炎症がある場合はステロイドを最低限使用する。
2024年3月1日
皮膚の保湿剤を使わずに保湿機能を上げるためには、体内のセラミド代謝を活性化させるのが一つの方法。皮膚の角層細胞にあるセラミドが水分を保有している。アトピー患者の皮膚は、セラミドの量が少ない。セラミド生成のためには、ビタミ […]
2024年3月1日
活性化するマクロファージがサイトカインを放出し 炎症を引き起こし、免疫T細胞を分化させる。アトピー性皮膚炎の場合、特にT細胞がTh2に分化することが多い。 その原因: ・炎症により、PGE2が多く産生されること ・清潔環 […]
2024年3月1日
免疫は大きく分けると、好中球やマクロファージ、補体、NK細胞などによる非特異的な一次防御(自然免疫)と、抗原が侵入した際に、マクロファージが発した情報をB細胞、T細胞に知らせる(抗原提示)という二次防御に別れまる。 後者 […]
2024年3月1日
アトピーの原因: ・油と余分なタンパク質 ・リンパ球Th1細胞に対するTh2細胞優位 ・活性酸素(過酸化脂質)という主張も(脱ステロイド、SODサプリメント、肉・悪い油の禁止)
2024年3月1日
アトピー性皮膚炎は皮膚科疾患でもあり、内科疾患でもある。
2024年3月1日
脱ステロイドのための環境を整える: ・食事を変えて、体内からも炎症を抑えるようにすること ・副腎のケアをしてリバウンドを最小限に抑えること
2024年3月1日
ステロイドの問題: ・皮膚バリア機能低下 ・副腎皮質ステロイド離脱症候群(長期間使用すると副腎機能が低下する) ・ステロイドの効果減弱(経皮ステロイドが効かないアトピー患者では、グルココルチコイド受容体βが増えている(効 […]
2024年3月1日
アトピー性皮膚炎でステロイド外用剤を使用すれば炎症はおさまるが、同時に皮膚バリア機能をさらに損ない、さらなる疾患の悪化のリスクを増加させる。
2024年3月1日
アトピー性皮膚炎の原因: 遺伝的な成因→プロテアーゼ、プロテアーゼインヒビター、フィラグリンそれぞれの遺伝子の変異 環境的な因子→石けん・界面活性剤(体表の PH↑)、外因性プロテアーゼ、TCS(ステロイド外用剤)
2024年3月1日
ステロイドには、強い抗炎症作用とともに免疫抑制作用がある。
2024年3月1日
アトピー性皮膚炎とは:表皮、なかでも角層の異常に起因する皮膚の乾燥とバリア機能異常という皮膚の生理学的異常を伴い、多彩な非特異的刺激反応および特異的アレルギー反応が関与して生じる、慢性に経過する炎症と掻痒をその病態とする […]