2024年3月1日
重要な免疫臓器 : ・扁桃→気道と消化管の境界領域に位置している。 ・パイエル版 →腸管のリンパの集合体。腸管内物質に対する免疫応答の制御に関わる。発達は、腸内細菌の影響を受けている。
2024年3月1日
疾患が起きるためには感染だけでなく、免疫応答が必要。
2024年3月1日
免疫反応正常化を達成するためには、異物に対する免疫寛容が起きることが治療目標。しかし、生体に免疫寛容が起きるためには、一旦免疫が向上する過程が不可欠。免疫寛容=免疫抑制ではない。免疫が向上し、免疫反応が強く起きることによ […]
2024年3月1日
対症療法としてステロイド剤などによる免疫抑制治療が行われ、ステロイド皮膚症や副腎機能低下を起こしていることも多い。
2024年3月1日
扁桃や腸の改善は、全てにかかわる重要なアプローチ。
2024年3月1日
アレルギー膠原病全般の原因は、体内に入ってきた異物(ウイルスなどの感染源や化学物質、重金属など)に対する過剰免疫反応: ・異物を排除する(抗生剤による除菌や重金属のデトックス) ・異物の体内への流入を防ぐ(マスク、スキン […]
2024年3月1日
免疫機能改善のアプローチは、まず腸内環境改善。末梢免疫の60%が腸に集まっている。
2024年3月1日
免疫系疾患の治療方針は、免疫の正常化、副腎のケア、ミトコンドリア機能改善(免疫細胞のエネルギー状態は低下している)。
2024年3月1日
高くなった免疫状態だけをステロイド剤で抑える事は病態を複雑にする。 ・免疫が抑制されるため、自然な免疫寛容が起こらなくなる。 ・ステロイドのフィードバックにより副腎が委縮する。 免疫が抑制されるほど、脱ステロイドをしたと […]
2024年3月1日
免疫が反応するからには隠れた感染や、炎症、化学物質や重金属汚染など必ずなにかしら原因がある。
2024年3月1日
免疫系疾患(関節リウマチ 、アトピー性皮膚炎、掌蹠膿疱症 、クローン病など )に共通する病態は免疫の異常。関節リウマチと掌蹠膿疱症は、免疫のタイプの違いはあるが(関節リウマチは IgG、掌蹠膿疱症はIgA)、両者ともに免 […]
2024年3月1日
腸内環境改善におけるカンジタ除菌と重金属デトックスはともに負担のかかる治療。十分な腸内環境改善のあとに施行する。
2024年3月1日
栄養の消化吸収をよくするための胃腸機能改善は最初にすること。
2024年3月1日
毛髪ミネラル検査でわかること: ミネラル輸送障害(+)の場合 ・有害金属蓄積 ミネラル輸送障害(-)の場合 ・ミネラルの過不足 ・血行、代謝不良 ・鉄、マンガン、コバルト、ニッケルが低いとエネルギー代謝低下 ・副腎疲労( […]
2024年3月1日
毛髪ミネラル検査: 血液検査は細胞外液をリアルタイムに表すため、細胞内の状態を評価するのには適切ではない。ミネラルは他のミネラルや有害金属とも相互作用を起こすので、重金属との対比ができるミネラルバランス検査が必要。
2024年3月1日
有機酸検査:エネルギー代謝を見るのに最適な検査の一つ。 ・三大栄養素(糖質、脂質、タンパク質)の代謝がうまく行っているか ・TCAサイクル回っているか ・代謝に必要なビタミンが足りているか ・栄養の吸収に重要な腸内環境の […]
2024年3月1日
血液検査: ミトコンドリアにおけるATP産生は酵素反応によって起こっている。TCAサイクルや電子伝達系で機能する酵素の活性、必要な栄養素を測定する。ミトコンドリア内では電子の受け渡しに伴い大量の活性酸素が発生している。酸 […]
2024年3月1日
線維筋痛症を疑う所見: ・圧痛点(診断ガイドラインを参照) ・関節炎
2024年3月1日
起立性調節障害を疑う所見: ・朝が起きられない ・頭痛(上咽頭炎)、便秘、下痢の繰り返し(腸内の炎症)
2024年3月1日
副腎疲労を疑う所見: ・立ちくらみ ・朝が起きられない ・塩分の渇望 ・尋常でない低血糖(糖質制限で悪化)
2024年3月1日
慢性疲労症候群を疑う所見: ・6カ月以上続く微熱、リンパ節腫脹など感染所見 ・皮膚の違和感、ピリピリ感 ・関節炎の持続 ・不特定の性交渉
2024年3月1日
小胞体ストレスの原因: ・たんぱく質の流通不全、利用低下→運動不足、タンパク食べ過ぎ ・炎症→細胞周囲がタンパク質であふれる ・細胞膜、小胞体膜の流動性低下→トランス脂肪酸、飽和脂肪酸の影響 ・DNA障害 ・分子シャペロ […]
2024年3月1日
ミトコンドリア機能改善対策: ・ビタミン・ミネラル補給 ・重金属デトックス ・腸内環境改善→ミネラル吸収↑、酪酸菌↑(ミトコンドリア新生を促す働き) ・運動→廃用性萎縮を防ぎ、タンパク質の在庫を一掃。 ・小胞体ストレス解 […]
2024年3月1日
小胞体と小胞体ストレス: 小胞体は核の周りを取り巻いている細胞内器官で、タンパク質の製造と貯蔵が役割。タンパク質の設計図であるDNAは核の中に収納されている。この設計図がRNAに写し取られ核の外のリボゾームまで運ばれる。 […]
2024年3月1日
ミトコンドリア機能低下が起きる原因: ・ビタミン、ミネラルなど補酵素の不足→TCA回路を回すのにビタミンB群やマグネシウム等を中心としたミネラル類、電子伝達系が回るのにはビタミンB3や鉄、CoQ10などが必要。 ・重金属 […]
2024年3月1日
ミトコンドリアの働き: ・エネルギー産生→ミトコンドリアの中では、様々な有機酸が酵素によって変換される過程でエネルギーが作られている。この酵素反応は活性酸素にとても弱く、重金属の存在でTCAサイクルは障害を受ける。 ・オ […]
2024年3月1日
ミトコンドリアは、巨大な細胞内小器官。一つの細胞内に多いときは3000個も存在し、細胞の体積の22%、体重の1割を占める。特にミトコンドリアが多いのは心筋、筋肉、肝臓、神経。
2024年3月1日
甲状腺機能低下で一番顕著な症状は疲労。甲状腺ホルモンの標的器官はミトコンドリア。甲状腺機能低下は、ミトコンドリア機能を低下させ、疲労を引き起こす。甲状腺機能低下症もミトコンドリア機能も遺伝する。但し、遺伝は母からのみ形質 […]
2024年3月1日
甲 状腺ホルモンの最適値: ・ TSH=0.1-1.0μIU/ml (基準値は0.340-3.880) ・ FreeT4=0.88-1.81ng/dl (基準値は 0.95-1.74) ・ FreeT3=3-4ng/dl […]