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ビタミンB12不足で、疲労、四肢のしびれや、むずむず足、貧血、高ホモシステインなどが出現する。血中ビタミンB12濃度は、欠乏のマーカーとしては不適切で、よいマーカーはMCV、MCH。

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ビタミンB12(コバラミン)は、動物性食品、特に肉に多く含まれる。動物の腸内環境から合成されるため。食物中のビタミンB12はタンパクと結合しているが、胃酸の働きで遊離して唾液腺から出ているビタミンB12輸送物質ハプトコリ […]

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ビタミンB5(パントテン酸)は生体内の重要物質補酵素Aの構成要素です。補酵素Aがアセチル基と結合したアセチルCoAは脂肪酸、グルコース、アミノ酸代謝において中心的役割を成す。また、他にTCA回路で働くスクシニル CoA, […]

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ナイアシンは大量に摂取すると遺伝子に働きかけタンパク質の発現を調節する事がわかっている。長寿遺伝子と言われるサーチュイン遺伝子もその一つ。ナイアシンはサーチュイン遺伝子の働きを活性化する。転写を止める長寿タンパク質Sir […]

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ホッファー先生の統合失調症へのプロトコール: ・ナイアシン→3,000mg/day ・ビタミンC→3,000mg/day ・ビタミンB6→250mg/day ナイアシンは核内ヒストンにおけるディアセチラーゼ活性を阻害する […]

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ナイアシンの生理作用は補酵素としての働きがメインで、非常に多彩: ・乳酸脱水素酵素(LDH)の補酵素 乳酸→ピルビン酸、ピルビン酸→乳酸の両方鵜の反応を触媒する。そのためLDHが低値の場合ナイアシン欠乏を示唆するが、補充 […]

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ナイアシンは体内でトリプトファンからキヌレニン経路を経由して産生される。しかし、その産生経路は極めて脆弱で、トリプトファン60mgからナイアシン1mgが作られるにすぎない。アルコール多飲者ではナイアシン需要量は亢進し、ト […]

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ビタミンB6を大量投与すればGABAが多く作られるかというとビタミンB6摂取で逆に悪くなる自閉症の子供もいる。ビタミンB6はグルタミン酸デカルボキシラーゼだけでなく、キノリン酸経路を亢進させる補酵素でもあるから。ビタミン […]

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体内では興奮性のグルタミン酸が増えれば、抑制性のGABAも増えるように両者のバランスの仕組みが整っている。このように通常は、過剰な量のグルタミン酸神経興奮毒素はGABAに転換されるが、自閉症児の場合、グルタミン酸→GAB […]

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グルタミン酸は体内の代表的な興奮性神経伝達物質であり、学習にも記憶にも不可欠。一方で、GABAは鎮静性の神経伝達物質で、会話能力の発達に不可欠。GABAは言葉の始まりと終わりを見分けるのに役に立つ。

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ビタミンB6の生理作用: 特にタンパク代謝に関わることが特徴で、様々な酵素の補酵素として有用。 ・アミノ基転移反応(AST、ALTが関わる)の補酵素として働く ASTとALTは、臨床上ビタミンB6活性を評価するうえで有用 […]

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ピリドキシン5リン酸(PNP)をP5Pに変換するのに必要なのがピリドキサルリン酸酸化酵素。この酵素がうまく働かない人は多い。ビタミンB6を摂取しているにもかかわらず、イライラ、落ち込みなどの精神症状が出たり、ALTが上が […]

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ビタミンB6はピリドキシン、ピリドキサル、ピリドキサミンおよびそのリン酸塩の総称。ピリジン環に何がつくかによって、ピリドキシン、ピドキサール、ピリドキサミンという3つの誘導体があり、 それぞれにピリドキシン5リン酸(PN […]

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ビタミンB2の不足要因は薬と腸の影響が大: ・クロルプロマジン、フェノチアジン系向精神薬(構造がフラビンと類似、競合阻害) ・テトラサイクリン系抗生物質、腸内細菌バランス

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武田製薬のハイシーにはビタミンCのほかに少量のビタミンB2が配合されている。チョコラBBにはビタミンB12、ビタミン3、ビタミン5、ビタミン6が入っている。

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ビタミンB2は、粘膜機能維持のために貢献している。甲状腺の正常な活性の維持や、皮膚、爪、頭髪をはじめ体全体の正常な健康状態の維持に不可欠であり、不足すると口内炎や舌炎、皮膚炎、てんかん発作をおこす。

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ビタミンB2の補酵素としての働き: ・酸化還元酵素の補酵素として ・クエン酸回路および電子伝達系に関わる酵素の補酵素として ・電子伝達系の酸化還元酵素の補酵素として ・脂肪酸β酸化の補酵素として脂質代謝に関わる ・オキシ […]

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ビタミンBサプリメントを摂ってからトイレに行くと尿が黄色に変化するが、この蛍光黄色はビタミンB2の色。尿が黄色くならないときはストレスがかかった、風邪を引いたなどして消費が増大したと考える。

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ビタミンB2(リボフラビン)の活性型はFMN(フラビンモノヌクレオチド)とFAD(フラビンアデニンジヌクレオチド)。ともに生体内において酸化還元酵素の補酵素として働き、各種エネルギー代謝に関わる。特に脂質代謝が重要。

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ビタミンB1の存在部位としては50%骨格筋で、他心臓、脳に多いとされている。DH(デヒドロゲナーゼ)の補酵素として働く。ピルビン酸がアセチルCoAになってTCA 回路に入っていくために鍵となるのがPDH(ピルビン酸デヒド […]

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副腎疲労などエネルギー低下状態は、ビタミンB群と共にナトリウム、マグネシウムを摂るべき。

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ビタミンB1はPDHなど糖質代謝の要として働くので、糖質代謝を改善したい場合、耐糖能障害、低血糖症などがある場合、重宝する。数mg程度なら腸管から100%吸収されるが、サプリメントの量ともなれば飽和してくるので、頻回摂取 […]

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離乳期を中心とした乳幼児がイオン飲料を多飲し、脚気衝心(ビタミンB1欠乏による心不全)などの深刻な障害を招く事例も報告されている。糖質1000kcalの解糖には、ビタミンB1が0.45mg必要とされる。イオン飲料のブドウ […]

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ビタミンB1(チアミン)は、多くの酵素の補酵素として働く。欠乏症として脚気が有名だが、標準摂取量を満たしていても欠乏症状が起きる可能性がある。需要がエネルギー代謝と関連しており一定ではないから。

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ビタミンBの需要が亢進している時:炎症・感染症にかかっている、ストレスが強い、アルコール多飲、妊娠中 、薬剤を飲んでいる(ステロイド、抗生剤使用時に注意)、腸内環境が乱れている。

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ビタミンと名が付くが、ビタミンB1以外のビタミンBは腸内細菌でも合成されている。だから腸内環境の乱れによって合成が変化する。需要の亢進状態を理解し、原因にアプローチを行うことが大切。なぜビタミンBが足りないのかを考えるこ […]

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ビタミンBは、外胚葉系(脳、神経、皮膚、口腔粘膜)と糖代謝に関わる。

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ビタミンCはそのものが補酵素だが、ビタミンBは補酵素の前駆体で供給され、活性型が補酵素となる。ビタミンB1→TTP、TPP、ナイアシン→NADNADHなど。

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ビタミンBはお互いに活性化、代謝のために必要としあう(例えばビタミンB2がビタミンB6を活性化する)。 単独でなくB群で摂る事が望ましい。

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鉄が腸粘膜から吸収されるためには、まず腸粘膜細胞の中に取り込まれる必要がある。そのための方法はイオン化もしくはキレート化。 ・イオン化する 鉄元素はイオン化されてはじめて細胞膜のイオンチャンネルを通過できるようになる。鉄 […]

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