2024年3月1日
亜鉛は白血球に高濃度に含まれる。リンパ球の分化や成熟など免疫系の訓練の場となる胸腺にある数種の胸腺ホルモンは亜鉛によって活性化される。リンパ球、顆粒球、マクロファージ、NK細胞などの免疫細胞や血小板は亜鉛によって増殖、活 […]
2024年3月1日
亜鉛は腸管での吸収率が30%と低いためビタミンCと一緒に摂取する。また、水溶性。鍋やスープが良い。
2024年3月1日
亜鉛は成人の身体に2.3g。新しい細胞を作るのに必要。95%以上は細胞内に存在し、100種類以上の亜鉛含有補酵素がある。
2024年3月1日
亜鉛は細胞分裂が活発なところでたくさん必要とされるミネラル。亜鉛不足だと細胞分裂が活発なところに影響が出る。その一つが毛母細胞。産後女性の血清亜鉛は低い。
2024年3月1日
亜鉛は細胞内に多く存在しているミネラル。血液中の亜鉛(血清亜鉛)も、亜鉛不足の指標として有効。95前後あると良い。
2024年3月1日
亜鉛は細胞代謝の激しい皮膚、粘膜で需要が大きい。腸管の上皮細胞は代謝の激しく、たえず増殖と分化を絶えず繰り返すことで維持されている。腸管上皮の細胞内には、亜鉛の輸送役となる亜鉛トランスポーターというタンパク質が存在してお […]
2024年3月1日
亜鉛は骨代謝に密接に関連するALP(アルカリフォスファターゼ)の補酵素として働く。
2024年3月1日
亜鉛は筋肉に約60%、骨に30%存在。食事での吸収率は30%。体内の濃度はミネラル全般齢とともに下がるが、亜鉛は特に顕著に下がる。
2024年3月1日
亜鉛は吸収率が30%程度とかなり低い。胃酸をはじめとする消化液が出てないと亜鉛の吸収率は落ちる、加えて、かまぼこやハムなど加工食品全般に使われるリン酸塩が腸管からのミネラルの吸収を阻害する。
2024年3月1日
亜鉛は肝臓に貯蓄されたビタミンAが運び出されるときの運搬タンパク質RBPの合成に不可欠。細胞分裂時、核機能の維持に必要。亜鉛不足の影響は細胞分裂の活発なところで起こる。
2024年3月1日
亜鉛はタンパク質を同時に摂取すると吸収率が上がる。
2024年3月1日
亜鉛はウイルスの複製を阻害する。ウイルスに直接結合しウイルスのタンパク質を切断する。
2024年3月1日
亜鉛はアルコール脱水素酵素の酵素反応に関係しており、肝臓でアルコールを分解するときに、絶対的に需要が増す。
2024年3月1日
亜鉛はT細胞の増殖に関与する酵素プロテインキナーゼや、DNAポリメラーゼ、RNAポリメラーゼといった酵素の活性の中心。亜鉛不足があると免疫細胞の増殖がうまくいかない。
2024年3月1日
亜鉛はT細胞、NK細胞、抗体の産生、マクロファージなどの免疫活性を高めることにより酸化ストレスを緩和し、免疫機能を改善し、感染から身体を守る。第二、第三の子孫世代の免疫機能にも影響を与える。
2024年3月1日
亜鉛は、性ホルモンの調整、味覚細胞の形成、酵素・免疫・神経系に働く。世界の1/3が不足。
2024年3月1日
亜鉛の豊富な食材:牡蠣、豚レバー、チーズ、卵黄など。玄米やゴマなども豊富だが、吸収を阻害するフィチン酸も同時に含むため、吸収率で不利。
2024年3月1日
亜鉛の働きで重要なもの: 1.DNAからRNAへの転写に必要 2.Zincフィンガー(細胞分裂したり、タンパク質が作られたりするときに必要となるタンパク質)に必要
2024年3月1日
亜鉛の摂取量は男性10mg女性8mg。ピロール体質の人は多めに。
2024年3月1日
亜鉛の摂取量:15-30mg。上限は40mg。鉄とのバランスを考える。
2024年3月1日
亜鉛の需要が高い場所は細胞分裂の多いところ。前立腺、骨髄、皮膚、消化管、膵臓。腸粘膜入れ替わりが悪い場合は亜鉛を。膵臓では消化酵素を作るために細胞分裂する、タンパク質吸収が悪い人は亜鉛+消化酵素。
2024年3月1日
亜鉛の取りすぎで問題なることはあまりない。30mg程度なら大丈夫。問題になるのは発達障害の場合。グルタミン酸の非NMDA受容体を過活動にさせる。
2024年3月1日
亜鉛の吸収を妨げるもの:加工食品・食品添加物、精製食品、胃酸不足、腸の炎症、ストレス、ウイルス感染、鉄の摂取。
2024年3月1日
亜鉛には他のミネラルと違って、貯蔵タンパクが存在しない。不足するとダイレクトに症状に出る。
2024年3月1日
亜鉛とビタミンAはセットで働く。亜鉛がなければビタミンAが使えない。ドライアイやドライマウスなど粘膜の弱い人が、亜鉛を取ることで改善するのは、肝臓からビタミンAを引き出すことが可能になるのも一因。亜鉛不足の症状は、ドライ […]
2024年3月1日
亜鉛タンパク質は3000種類以上、1000種類以上の酵素に関わる。2000以上の転写調整因子の発現に関与。