AST、ALTは、トランスアミラーゼという細胞内の酵素。細胞は新陳代謝の際、ある一定量は壊れて血中に酵素がこぼれる(逸脱酵素と呼ばれる)。病気の時には細胞が壊れて、酵素がたくさん逸脱するので、数値が上がる。逆に、AST・ALTが妙に低い場合は、逸脱酵素が少なすぎ。すなわち、肝臓の機能が不活性の場合を示唆し、原料となるタンパク質やビタミンB不足を表すことが多い。