RANKLは骨と免疫系とを結ぶサイトカインである。(骨粗鬆症・リウマチ・歯周病は全て骨が溶ける病気)
・骨粗鬆症にはデノスマブ(RANKLを標的としたヒト型モノクローナル抗体製剤)。RANKLとデノスマブが結合することにより、破骨細胞へのシグナル伝達を抑制し、骨溶解を防ぐ。
・リウマチ患者の関節病変において多数出現する活性化Tリンパ球には、RANKLの発現が強く認められる。可溶性RANKLもリウマチ患者の関節液中に⾼濃度存在することが知られている。
・慢性歯周炎被験者は健常人コントロールに比べて、sRANKLが増加している。