ストレス時や、体内に有害重金属が侵入すると、肝臓でメタロチオネインというタンパク質が作られる。メタロチオネインの仕事は、活性酸素の除去と有害金属の解毒。メタロチオネインが作られる際には、亜鉛が大量に必要となり血中の亜鉛が低下する。またストレス時には、セルロプラスミンというタンパク質も同時に作られる。セルロプラスミンの仕事は、活性酸素の除去と銅の運搬。血清銅の上昇はセルロプラスミンの上昇を意味し、何かのストレスの存在を意味する。銅・亜鉛バランスにより精神症状が出る人は圧倒的に女性が多い。