動物性タンパク質を多く摂取すると動脈硬化リスクが上がる。動物性タンパク質はフォスファチジルコリンというリン脂質が多く含まれている。腸内細菌がフォスファチジルコリンをトリメチルアミンNに変化させる。アミンは腸管から吸収され、肝臓で酵素FMA3の作用でトリメチルアミンNオキシド(TMAO)に変わる。TMAOはマクロファージや血小板を活性化する作用がある。マクロファージが活性化しすぎると血管にこびりついたコレステロールを貪食し、残骸となり血管を詰まらせる。血小板は血を固めるのが仕事。活性化しすぎると血栓ができる。