毒素は、肝臓にある酵素で他のもの(例えばグルクロン酸)で抱合され細胞外に追い出され、尿になるか、胆汁酸に混ぜて便として、体外へ排泄される。毒物をむき出しのまま細胞外へ出さないよう、肝臓の酵素がいったんラップで包んで排出する。その酵素がUGT(UDP-グルクロン酸転移酵素)。ちょっとした遺伝子の変異があるとこの酵素を作る能力が落ちる。