硫黄は一部の野菜と肉、穀物、種実類に多く含まれる:
ユリ科の野菜に含まれる硫化アリル、アブラナ科の野菜に含まれるイソチオシアネート(R-N=C=S)が硫黄含有成分。
パクチー(セリ科)も硫化アリルを多く含む。肉、穀物、種実類には含硫アミノ酸であるシスチンとメチオニンが多く含まれる。
・硫化アリル→にんにく、ねぎなどの刺激臭と辛味の成分
ユリ科:にんにく、玉ねぎ、ラッキョウ、ニラ、長ねぎ、あさつき、エシャロット、あさつき、のびる
セリ科:パクチー
・イソチオシアネート→わさびや大根などの辛味成分
アブラナ科:キャベツ、紫キャベツ、菜の花、ブロッコリー、カリフラワー、からし菜、水菜、小松菜、白菜、チンゲン菜、ケール、クレソン、かぶ、大根、かいわれ大根、わさび、ラディッシュ、ブロッコリースプラウト(スプラウト類)
・含硫アミノ酸の多い食品
1位:肉類、魚介類/2位:種実類/3位:穀物 (※硫黄制限食者の主食は、比較的含硫アミノ酸の少ない米がおすすめ)