精神疾患の原因は、化学物質への暴露がDNAやヒストンに不適切なメチル基、アセチル基をつけることだと考えられている。メチル基はSAMeによってヒストンまで届けられ、アセチル基はアセチルCOAによって届けられるが、これら化学物質は両者とも体内に高濃度に存在する。メチル基とアセチル基がヒストンに結合したり離脱したりすることはメチラーゼ、アセチラーゼ、ディメチラーゼ、ディアセチラーゼによるもので、メチル基やアセチル基があるからではない。いくつかの栄養素はこれらの酵素に対する強力な影響を持っている。例えば、ナイアシンはディアセチラーゼ酵素であるシトルリンの活性を減らす。葉酸は組織や血中のメチルレベルを増加させるのに、遺伝子発現を制御しているあるヒストンではメチレーションレベルを下げる。