低メチル化タイプ統合失調症:
重度の妄想と、執拗な強迫性行動。表面は穏やかだが、内面に強い不安感があるなど、思考障害が病態の中心。緊張病の傾向(興奮、昏迷(意識はあるが無動・無言)した状態)がある。シナプスでは、セロトニン、ドーパミン、ノルエピネフリン、NMDA受容体の活性低下が起きている。治療は、SAMeとメチオニンによりセロトニン再取り込み輸送タンパクの発現を抑制する。また、抗酸化物質(セレン、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE)によりNMDA活性を強化する。葉酸サプリは摂取しないことがポイント。