アロマターゼはテストステロンをエストロゲンに変える酵素。子宮内膜症では病巣にアロマターゼの発現がみられ、これによって出来るエストロゲンが子宮内膜症の増殖・進展に関与している。エストロゲンはシクロオキシゲナーゼ-2を刺激し、炎症物質であるプロスタグランジンE2を増加させ、アロマターゼ酵素活性を増加、さらに組織における局所エストロゲン産生を誘導する。つまり子宮内膜症の組織では、エストロゲンとアロマターゼに正のフィードバックが働いている(お互いを高めあう相乗効果が働いている)。
アロマターゼはテストステロンをエストロゲンに変える酵素。子宮内膜症では病巣にアロマターゼの発現がみられ、これによって出来るエストロゲンが子宮内膜症の増殖・進展に関与している。エストロゲンはシクロオキシゲナーゼ-2を刺激し、炎症物質であるプロスタグランジンE2を増加させ、アロマターゼ酵素活性を増加、さらに組織における局所エストロゲン産生を誘導する。つまり子宮内膜症の組織では、エストロゲンとアロマターゼに正のフィードバックが働いている(お互いを高めあう相乗効果が働いている)。