血中を1とすると、脳は血液中の20倍、白血球は80倍、副腎には150倍の濃度のビタミンCが含まれている。ビタミンCが多く含まれる臓器はそれだけビタミンCが必要であることを示している。ビタミンC不足になると、脳の機能が低下する事が予想される。また、ビタミンCは白血球の遊走性を高め、免疫力をあげる効果がある。また、ビタミンCは副腎ホルモンの産生に不可欠であり、不足は副腎機能の低下を引き起こす。ストレスなどで副腎を酷使している時や、感染があるときはビタミンCの需要は高まっている。高濃度ビタミンC点滴は非常に良い適応。