チオラの処方目的:
慢性肝疾患における肝機能の改善、初期老人性皮質白内障、水銀中毒時の水銀排泄増加、シスチン尿。肝臓障害があるときの食事は、低脂肪・高タンパクがよいといわれています。タンパク質は体内で分解して、いろいろなアミノ酸として吸収される。そのため、各種のアミノ酸が肝機能障害のときに使われてきたが、もっとも大切なのは食事療法。肝臓障害以外の初期老人性皮質白内障、水銀中毒やシスチン尿・シスチン結石などの治療にも処方される。標準量は体重1kgあたり200mg。使用する際は、2週間おきに肝機能をチェックすることが望ましい。