カンジタ菌にとって腸は食料が豊富にあり、適度な湿気もあり住みやすい環境。砂糖の摂取で餌が増えたり、抗生剤の使用で腸粘膜上の良性細菌が減り、空きスペースができると、カンジタは過剰増殖する。腸カンジタは消化管をたどり、口腔内から肛門まで広がる。そして時には膣にまでおよぶ。何度治療をしても膣カンジタを繰り返す場合は、腸カンジタを疑うべき。