健常人に対するカンジダの検査では、現状国内の検査で適したものがない。カンジテックは特異度が低くて使えない。
・便総合検査(カリフォルニアニュートリエンツ):感度は低いが、カンジダの培養検査が陽性に出れば、同時に抗生剤や抗 菌ハーブへの感受性を調べることができる。また、カンジダ治療の際に有用な情報である、IgA免疫の状態、リーキ ーガットの指標でもある腸内炎症の程度を知ることが出来る。
・グレートプレーンズ社食物アレルギー検査 (カリフォルニアニュートリエンツ):カンジダに対する抗体検査が含まれている。
・有機酸検査(カリフォルニアニュートリエンツ):カンジダのヒアルロニダーゼの活動によって、3-オキソグルタル酸、酒石酸やアラビノースが生成される。 これらの値の高値はカンジダの増殖を示唆するもの。