カルシウムの代謝異常のときは、一緒にマグネシウムも排出されてしまうという。カルシウムが足りなくなると、骨を溶かしてカルシウムを調達しする(カルシウムパラドックス)。カルシウムパラドックスが起きると、骨が弱くなる、歯石が付きやすくなる。少し多めの量を溶かすため、歯にもカルシウムが付きやすい状態になり、歯石つきやすくなる。カルシウムと無機リンをかけた値が30以上だとカルシウム代謝異常の可能性。カルシウム不足の時にカルシウム単体で足すとマグネシウムも出ていってしまうため、逆にカルシウム代謝が悪くなってしまう。そのためマグネシウムのみの補給がよい。キレートされたマグネシウム、エプソムソルト・硫化マグネシウムを入浴剤として経皮吸収、にがりなどを活用。IBS、LGSがあるとマグネシウム自体の吸収が抑制されてしまうため、胃酸の状態悪くて、カンジダ菌が腸にあるような IBS、LGS の病態であれば、マグネシウム不足が想像できる。