分子整合栄養医学はノーベル賞を2回受賞した科学者ライナス・ポーリング博士と、精神科医エイブラハム・ホッフ ァーによって1968年にその概念が創出された学問体系。1950年代末、ライナス・ポーリングは、精神疾患の原因の一つに酵素の機能障害があるのではないかと疑い、脳機能における酵素の役割を研究(脳は栄養の影響を受けやすい)。 体に優しいcrude(精製されていない自然なもの)なprecursor(前駆体)を至適量使用する事で薬理学的な効果を得るというもの。天然物を十分量使用し、あとは生体内のコントロールに任せることによって、副作用が少なく、人にあった効果が期待できる。