ビタミンB6はピリドキシン、ピリドキサル、ピリドキサミンおよびそのリン酸塩の総称。ピリジン環に何がつくかによって、ピリドキシン、ピドキサール、ピリドキサミンという3つの誘導体があり、 それぞれにピリドキシン5リン酸(PNP)、ピリドキサル5リン酸(P5P)、ピリドキサミン5リン酸(PMP)という リン酸塩の形がある。つまり、計 6種類の誘導体があり、それらをまとめてビタミンB6といっている。この中で活性をもつのが、ピドキサールの5位の位置にリン酸がくっついたピリドキサル5リン酸(P5P)。