ALTはビタミンB6不足で低下するが、脂肪肝で上昇する。脂肪肝とは肝臓の炎症でALTの上昇要因。食事にタンパク質が少なく炭水化物が多すぎる場合、非アルコール性脂肪肝を疑う。コリンエステラーゼやALPなど他の数値もみて、脂肪肝がありそうかを確認。さらに、寝つきが悪い、途中覚醒がある(←セロトニン低下)の症状、やる気がない、イライラする(←ドーパミン低下、ノルアドレナリン上昇)という症状がある場合、脂肪肝による数値のマスキングがある可能性が高く、AST/ALTが開いてなくても、ビタミンB6不足が疑われる。