アルギニンからNOS(BH4テトラヒドロビオプテリンが補酵素)によりNOとスーパーオキサイドが同量産生される。それらは通常、反応してペルオキシナイトライト(活性酸素)となって消去されるが、BH4活性が低いとNOよりもスーパーオキサイドが多く産生され消去がうまくいかないことがある。また、BH4自身もペルオキシナイトライトによる酸化を受け、不活化するが、ビタミンCなどがこれを防御しNOの正常な産生に寄与している。