カプリン酸(C10)は、その吸収経路は門脈経由(中鎖脂肪酸の経路)ではあるが、ミトコンドリアに運ばれるときは、カルニチンを必要としている。つまり、長鎖脂肪酸に近い特徴を持つ。カプリル酸(C8)は、その吸収経路のほとんどが門脈経路であり、さらに、ミトコンドリアにおいてもカルニチンを必要としないため、中鎖脂肪酸と言ってよい。