カルシウム、リンの代謝に影響を与えるもの:
・PTH(副甲状腺ホルモン)は血液中のカルシウムを上昇させるホルモン→骨からカルシウムを溶かし、腸でのカルシウム吸収を促進させる。
・カルシトニン(甲状腺から分泌されるホルモン)は血液中のカルシウムを低下させるホルモン→血液から骨へカルシウムを吸収させて、腸でのカルシウム吸収を抑制する。
・ビタミンD
甲状腺ホルモンは骨形成を活発にして血液中のカルシウムが低下するが、骨芽細胞が活発になりすぎることで破骨細胞も活性化する。甲状腺機能亢進になって甲状腺ホルモンが多すぎても骨粗しょう症傾向になる。甲状腺機能低下でも、甲状腺機能亢進でも、カルシウム代謝異常になりやすい。