ヒストンの働き:
・DNAの形状を保つ
・DNAを酸化ストレスから守る
・遺伝子の発現をコントロールする
ヒストンテイルに、Ac(アセチル基)が結合すると、クロマチンが疎になり、発現が亢進する。
CH3(メチル基)が結合すると、クロマチンが密になり、RNAが近づきにくいため、発現が抑制される。
ナイアシンはディアセチラーゼ酵素であるシトルリンの活性を低下させるため、アセチル化を進め、クロマチン構造を疎にし、タンパク質発現が亢進。取り込み輸送タンパクがたくさん作られ、ドーパミンが下がる。
遺伝子の発現はアセチラーゼ(アセチル基をくっつける)やディアセチラーゼ(アセチル基をとる)などの酵素の量によって決まる。
ヒストンがアセチル化していれば遺伝子発現が起こり、ヒストンがメチル化されていれば遺伝子発現は起こらない。