ピリミジン代謝は、ウラシルとウラシルがメチル化(メチル基がつく)したチミンの量を比較している。プリン、ピリミジン塩基は共には核酸を構成する材料。アデニン、グアニンはプリン塩基、ウラシル、シトシン、チミンはピリミジン塩基。DNA合成に必要なチミンはウラシルがメチル化してできる(ピリミジン代謝)。ピリミジン代謝はデオキシリボースとリンがくっついて行われる。ウラシルにデオキシリボースとリンがくっついたデオキシウリジン1リン酸(dUMP)がチミンにデオキシリボースとリンがくっついたチミジル酸(dTMP)になる。この反応に不可欠なのがフォリニックアシッドの仲間である5,10-メチレンテトラヒドロ葉酸。