栄養療法でチェックすべき代表的な慢性炎症は上咽頭と歯。歯周病菌は、炎症サイトカインのTNF-αを発生させる。TNF-αは、インシュリンの感受性を低下させる。インシュリンが効きにくくなると、高血糖になりやすくなる。高血糖になると血管に炎症が生じやすくなり、全身に慢性炎症を起こす。さらに、歯周病菌の出すLPSという毒素が全身を巡り、心筋梗塞のトリガーになる。