正常耐糖能者の血糖コントロール:
・空腹時血糖90mg/dl前後(実際は80前後)、食後血糖140mg/dlを超えて上昇することは殆どない。
・食事による影響のない血糖値(基礎値、空腹時血糖)には日内変動があり、午前4時が最高、午後4時が最低。
・いかなる食材の摂取によっても血糖の上昇は50~60mg/dlにとどまる。
・血糖値のピークは摂取後30〜60分。摂食後2~3時間で血糖値、インシュリンとも基礎値へ戻る。
・血糖値のピークはインシュリンのピークより手前になる。
・いかなる時間帯においても空腹時のの80%以下にならない。
・体温は副腎の機能を見るのに有効。血糖値が下がり始めた時に体温が上がるかどうかが、抵抗期か疲弊期かの見極めになる。