重金属蓄積タイプ5%:
・ほとんどの場合、鉛、水銀、カドミウム、ヒ素
・突然鬱が現れる
・腹部の痛み、けいれん
・イライラ
・頭痛、筋力低下
・エネルギー切れ
・カウンセリング、薬が効かない
重金属は血中には少量しか存在しないため診断が困難。 まずは除外診断から。
BBBが未発達な上、金属が脳神経や受容体の発達を妨げるため、幼い子供は特に重金属に感受性が高い(例えば、鉛は幼い子供のIQを下げるが、成人への精神にはあまり影響しない)。
うつ、イライラ、腹部の不快感、腎毒性、肝毒性が大人における重金属の主要な害。
鉛→カルシウム、メタロチオネイン産生の促進と一般的な抗酸化サプリ。但し鉛は骨に集中し、95%は骨格内に蓄積する。一生鉛を抜いていく必要がある。
水銀→グルタチオンやメタロチオネインタンパクと密接なかかわりがあり、これらのタンパクを増やす栄養療法は水銀の解毒に役立つ。
カドミウム→腎尿細管に蓄積し永久的なダメージを残すので特別に危険。カドミウム除去は腎保護のもとに行うべきで、MTタンパクを増やすことは腎臓にカドミウムを通過させるキレーションよりも安全。