子宮内膜症の進行に酸化ストレスが関連する。酸化ストレスは、腹腔内の炎症の悪循環を加速させる。レスベラトロールやαリポ酸は強力な抗酸化剤であり、多くの炎症抑制の報告がある。レスベラトロールが子宮内膜症マウスの腹腔内炎症性サイトカインや血管新生因子を減少させた。また、クルクミンは強力な抗炎症作用に加えてアロマターゼ活性を阻害する。ケルセチンも抗酸化作用に加えて肥満細胞を安定化させる。