リーキーガット症候群とは、腸から栄養素や食物分子などが体の内に漏れて侵入してしまう状態。健康な腸では、腸の粘膜を構成している細胞は隙間なくぴったりくっついている。腸漏出症では、粘膜上皮細胞と細胞の間に隙間が生じて、異物がそのまま体内に入ってくる。浸入してきた異物に対して免疫が反応する。食物アレルギー検査で多くの食物が反応している人は、腸管上皮細胞の間に隙間が空いてしまっている人。このように隙間が多くある状態を腸漏出症(Leaky Gut Syndrome 略してLGS)という。