カンジダの菌糸が引き起こすこと:
・全身感染症
鵞口瘡(口腔カンジダ症)や膣カンジタカンジダは様々な種類の神経毒、代謝産物を産生し、全身症状の原因となる。
・リーキーガット症候群
腸は解毒臓器である肝臓と直結している。カンジタの菌糸が腸粘膜を突き破るとリーキーガット症候群を引き起こす。すると、カンジタの産生物であるアセトアルデヒド等が腸管から直接血中に流れ込み肝臓に負担をかける。その量が肝臓の処理能力を超えた時から、全身のカンジタ症状が顕著になる。
・免疫の過剰反応
アレルギーや自己免疫疾患(繊維性筋痛症、クローン病、慢性疲労症候群、多発性硬化症、潰瘍性大腸炎、関節リウマチ)の引き金にもなる。
