局在異常の原因:
・ホルモン異常(PTH↑、カルシトニン↓、女性ホルモン↓)
主要なカルシウムの調節ホルモンは、PTH(副甲状腺ホルモン)、ビタミンD3、カルシトニン。PTHは、骨吸収促進、腎臓でカルシウム再吸収促進、腸でカルシウム吸収促進に働く。脳、副甲状腺、皮膚、骨髄、骨芽細胞、乳腺にもカルシウム感受性受容体は存在する。
・pH低下(砂糖、肉などの酸性食品)
酸性食品は体内pHを低下させ、pHを補正するために脱灰が起きてきる。
・マグネシウム不足、マグネシウムなしにカルシウムを摂取すること(牛乳はカルシウム:マグネシウム=11:1) マグネシウムはカルシウムを抑制するように働く。
・リン過剰摂取
カルシウムとくっついて排泄されるためカルシウム不足から脱灰が起きる。