中外製薬から発売予定のペレチノインは、世界初の肝細胞がんの再発抑制を目的とした薬剤。合成レチノイン酸製剤だが、この薬はあるタンパク質を核内に移行させ、がん増殖に必要な転写因子を抑制する。