栄養

はちみつは、細菌のクオラムセンシングを阻害することによって、バイオフィルムの形成を阻害する。クオラムセンシングとは、細菌同士がとるコミュニケーションのことで、細菌数が増えると活発化するときに起こる現象とのこと。

ビオチン欠乏ではアセチルCoAカルボキシラーゼが働かないため、マロニルCoAが不足し、オメガ3脂肪酸代謝が悪くなり、オメガ3/6比率が悪くなる。結果的にプロスタグランジンE2が増えて炎症が起きる。

ビタミンA（レチノイド）：動物性はレチニールエステルが加水分解されてレチノールに、植物性はβカロテンが小腸の酵素でレチノールに。レチノール⇄レチナール→レチナール（活性型）。

ビタミンB、鉄が不足すると、食べたものをエネルギーに変える回路が滞りやすく、すぐにエネルギー切れを起こしやすくなる。副腎疲労でコルチゾールがうまく分泌されていなくても糖新生のスイッチが入らないため、低血糖を起こしやすく、 […]

ビタミンB1が活性型になるためにはマグネシウムが必要。

ビタミンB6が不足している人、ASTとALTの差が激しい人は糖質制限に向いていない。

ビタミンB6は、トリプトファンをセロトニンとメラトニンにする時に使われる。メラトニンはビタミンB6の消費を増やす。

ビタミンB6不足は短期記憶障害になる。

ビタミンCは、自分が身代わりに酸化されることで、あらゆる酸化ストレスから身体を防御。

ビタミンD： ・25（OH）ビタミンD値は、20ng/ml（単位がmol/Lの場合は2.5倍する）未満は欠乏。30未満は不足。30は普通。40-70が理想。ガン対策には100を目指す。150以上では副作用。 ・目標摂取量 […]

ビタミンDはガン増殖細胞経路であるペントースリン酸経路を阻害する。

ビタミンD濃度が高いと、非転移性ガン細胞を転移性に変化するのを阻害する。

ビタミンKは血液凝固、骨を作る、細菌（納豆菌も）が作る脂溶性ビタミン。発ガン抑制、糖代謝の正常化抗炎症、抗ガンなどの作用がある。

ビリルビンは赤血球の残骸みたいなもの。赤血球は寿命をむかえてマクロファージに食べられると、ヘムもグロビンもバラバラに解体されて再利用される。赤血球が壊れるスピードが早くなると、赤血球の残骸であるビリルビンの値も上昇する。

ピログルタミン酸、2-ヒドロキシ馬尿酸はグルタチオンの副産物。グルタチオンの消費や欠乏で上がる。グルタチオン不足にはN-アセチルシステイン（NAC）やリポゾーマルグルタチオンを。

ファスティングはメタロチオネイン（毒素を排出する）を活性化する。

フェリチンは、炎症、脂肪肝、妊娠、ガンで上がる。

フラクトオリゴ糖はほとんど甘味は感じない。飲み物に使う。

プロスタグランジンは炎症を起こしたり止めたりする。

ペプシノーゲン→ペプシン→ペプチド→アミノ酸→腸→肝臓→タンパク質

ヘム鉄は炎症を促進する。キレート鉄の方がいい。

ヘルパーTh2が優位になっているとダメ。Th1（バイ菌をやっつける）とTh2（アラキドン酸優位の食事で上がる）のバランスが大切。 Th1とTh2のバランスを整えるには、清潔にしすぎない、環境エストロゲンの暴露を避ける、乳 […]

ホモシステインは採血データでおよそ10以上、2桁は要注意。

マイコトキシン治療：カビ毒が多いほど、頭痛と吐き気のダイオフ症状あり これらの解毒系のものは朝一に他のサプリとずらして飲む（一緒に排泄してしまう）。 グルタチオンで脂肪から毒が胆汁を通って出てきた頃に、30分後クロレラで […]

マグネシウムは、細胞膜でカルシウムが出入りする門番の役目をしている。マグネシウム不足は血管細胞内のカルシウム濃度調整がうまくいかなくなり、高血圧の要因の一つ。

マグネシウム多く含む食材: アーモンド、かぼちゃの種、カシューナッツ、くるみ、ピスタチオ、ゴマ、桜えび、煮干し、あさり、しらす、あおさ（海藻の中でとくに1食あたりのマグネシウム含有が多い）、青のり、わかめ、ひじき、納豆、 […]

ミトコンドリアのターンオーバーの35％はオートファジー。

ミトコンドリアは使うと新生する。新生のスイッチは寝る前のナイアシン（サーチュイン遺伝子もオンにする）。空腹時間を作ること、脂肪を代謝すること。

ミトコンドリア機能はミトコンドリアDNAに影響される： ・ヒトミトコンドリアのDNAは、ほぼすべての遺伝子がエネルギーの合成に関与 ・塩基配列の一部が失われる事はエネルギー生産低下に直結 ・卵母細胞のミトコンドリア突然変 […]

ミネラルは炎症で吸収が止まる。特に鉄。グルタチオンが炎症に使われてしまうため、有害ミネラルの排出も止まる。