栄養

病気の治療でステロイドを大量投与すると、免疫が低下して感染症にかかりやすくなる。

不安対策：鎮静効果のある植物が有効 ・テアニン（緑茶・紅茶に含まれる） ・バコパモニエラ ・バレリアン（体内でGABAを作り出す）

風邪の時は鉄サプリは即中止。風邪は「炎症」。ヘプシジンで鉄の吸収が阻害され、あぶれた鉄が悪い菌の餌になる。

副腎疲労、低血糖の場合はカフェインを完全オフして、アドレナリン刺激をなくし、睡眠のクオリティーを上げること。

副腎疲労の原因：炎症、精神的ストレス、アレルギー疾患、糖質過剰、睡眠不足などの生活習慣、化学物質・重金属の体内蓄積。

副腎疲労はストレスと慢性的な炎症の結果。まず副腎ケアと低血糖を調整し、脳が治療の正しい司令塔の役割を果たせるようにすることが先決。

平均的な食事からの亜鉛の摂取量は、8mg。

便検査でカンジダが出た場合はかなり重症。

飽和脂肪酸は腸内細菌叢を悪化させるが、それは長鎖の場合。中鎖飽和脂肪酸であるMCTオイルは良くする。抗菌、抗カビ作用が期待できる。抗カンジダに。

慢性疲労症候群： ・少なくとも6ヵ月以上持続する強い疲労 ・徴熱、咽頭痛、頚部あるいは腋窩リンパ節の腫張 ・筋力低下、筋肉痛ないし不快感 ・全身倦怠感 ・頭痛 ・関節痛 ・精神神経症状 混乱、思考力低下、集中力低下、抑う […]

免疫とは炎症＋抗炎症、免疫力が低いとなかなかやっつけられず炎症が持続する。炎症の持続によって正常細胞までも破壊される。

毛髪カルシウム↑は脱灰↑。毛髪カルシウム↓は副甲状腺機能低下、ビタミンＤ、K欠乏。骨に99％に存在。 毛髪マグネシウム↑は脱灰、体内の不適切な分布。毛髪マグネシウム↓は副甲状腺機能低下。細胞外約1％、50％が骨に、その他 […]

毛髪検査では特に必須ミネラルが大切： ・カルシウム、マグネシウム→脱灰、再吸収のバランス、エネルギー代謝 ・ナトリウム、カリウム→アルドステロン（副腎疲労状態）、甲状腺の状態 ・亜鉛、銅→メタロチオネインの状態、ピロール

夜間低血糖を起こしていて、朝アドレナリンが分泌されていると空腹感を感じない。

有機酸検査： （33：ホモバニリン酸（HVA））は、ドーパミン（チロシンから作られる）を反映 COMT、MAOなどのスニップにより反映しない時もある 　↓依存症状、いつも怒る、荒い運転など無意識にカテコラミンを出すような […]

有機酸検査（15：4-ヒドロキシフェニル酢酸）は、セリアック病、のう胞性線維症 で上がる。

有機酸検査で（29：クエン酸）と（28：アコニチン酸）の差がある場合、水銀、アンチモンなどの蓄積によって（29：クエン酸）から（28：アコニチン酸）への転換が阻害される。

有機酸検査神経伝達物質代謝物： ・（33：ホモバニリン酸（HVA））はドーパミンを反映し、チロシン不足で↓ ストレスで↑。 ・（34：バニリルマンデル酸（VMA））はノルアドレナリン、アドレナリンを反映し、うつ、疲労で↓ […]

溶血の原因： ・酸化ストレスに対する抗酸化力が弱い ・細胞膜が原料（タンパク質・脂質）不足で弱い（コレステロール値確認） ・激しい運動（着地の衝撃）で赤血球が壊れる（本来の赤血球の寿命は120日）

葉酸活性化経路とメチレーション回路はMTR（5-メチルテトラ葉酸ホモシステインメチルトランスフェラーゼ）で交わる。MTRは活性酸素、重金属、アルコール、アセトアルデヒドで阻害される。葉酸の活性化、メチレーションともに低下 […]

硫黄の代謝： ・アブラナ科でアレルギーが出る人はモリブデン不足（亜硫酸が溜まる人はsuoxの働きが悪い。ワインで気分が悪くなる人。）。 ・CBS変異がある人はアンモニアがたまりやすい。

炒め物に適した油：牛脂、ラード、バター、ギー、ココナツオイル、オリーブオイル、国産菜種油など飽和脂肪酸が多いもの。

γ-GTP（ガンマ・グルタミル・トランスフェラーゼ）は逸脱酵素。肝臓（他、腎臓、膵臓、小腸）から出る。飲酒による肝臓の悪化、肝臓や胆管の細胞の障害、脂肪肝で高値に。タンパク合成時に誘導時される酵素であるため、分子栄養学的 […]

有機酸検査：（27：2-オキソグルタル酸）（28：アコニチン酸）（29：クエン酸）トリカルボン酸、アンモニア処理低下で↑（CBS＋、腸内環境悪化）

疲労とうつに共通する症状に関して、細胞の働きとして関連するのはミトコンドリア機能と カルシウムシグナリング。

小胞体と小胞体ストレス： 小胞体は核の周りを取り巻いている細胞内器官で、タンパク質の製造と貯蔵が役割。タンパク質の設計図であるDNAは核の中に収納されている。この設計図がRNAに写し取られ核の外のリボゾームまで運ばれる。 […]

高くなった免疫状態だけをステロイド剤で抑える事は病態を複雑にする。 ・免疫が抑制されるため、自然な免疫寛容が起こらなくなる。 ・ステロイドのフィードバックにより副腎が委縮する。 免疫が抑制されるほど、脱ステロイドをしたと […]

アトピーの原因： ・油と余分なタンパク質 ・リンパ球Th1細胞に対するTh2細胞優位 ・活性酸素（過酸化脂質）という主張も（脱ステロイド、SODサプリメント、肉・悪い油の禁止）

関節リウマチ：自己の免疫が主に手足の関節を侵し、これにより関節痛、関節の変形が生じる代表的な膠原病の一つで、炎症性自己免疫疾患。関節の中でも特に滑膜がおかされ増殖する滑膜炎。リウマチは滑膜の増殖疾患。

人は生まれながらに両親から引き継ぐ遺伝子によって、ある程度メチレーション状態が決まっている。